あなたはどっち派?お寿司は手で食べるのか、箸で食べるのか問題。

こんにちは、100年以上続く老舗寿司屋で働いている、ゆうさくです。

今回は、寿司屋でのマナーについて書いていきます。

突然ですが、皆さんはお寿司を食べるとき、箸でつまんで食べますか?それとも手でそのまま直接口に運びますか?これまであまり意識したことがなかったでしょうか。

この記事を読んで、今度寿司を食べる際に、手で食べるのか箸で食べるのか、少し意識してみると面白いかもしれませんよ。

それでは行ってみましょう!

近年の傾向:箸でつまむ派が多い

自分の経験から考えてみた。

最近は箸で寿司をつまんで食べる人が多いような気がします。特に女性はかなり高い割合で箸で食べてますね。

僕の年齢は30代前半ですが、小さい頃はみんな割と手で食べていた人が多かった気がします。

小学生くらいの時でしょうか、回転寿司が登場して、寿司屋のイメージが大きく変わったと思います。今回はテーマが違うので、違う機会に書きたいと思います。

とにかく、回転寿司が登場する前は手で食べている人が多数派だったのではないでしょうか。僕自身の体感でしかないですけど…。

なぜ箸で食べる人が多くなったのか?

そこで、なぜ箸で食べる人が増えたのかを考えてみました。

時代とともに、流通が発達して、新鮮なネタを扱うことができるようになってきました。それに伴って、「とにかく新鮮なネタを握るのが最上!」みたいな風潮が出てきて、新鮮でブリブリな寿司が流行した時期もありました。

新鮮な寿司はブリブリで歯応えはいいんですけど、旨味という視点で考えるとそんなに旨味は多くないですよね。

今は逆に熟成寿司が流行っています。原点回帰というか、寿司は保存食だという昔の観点に近くなっている気がします。ただ、例えば20日間熟成とかされると、どんないい処理をしていても、ちょっと気持ち的に進まないですが…。

話を箸で食べることに戻します。

僕の考えですが、新鮮なネタを提供するようになると同時に、衛生面にもこれまでに増して注意するようになったのではないでしょうか?

素手で持って食べる → 手には見えない菌がたくさんついている → 不衛生

箸でつまんで食べる →  箸は手よりも菌がついていない →  衛生的

これが箸で食べる人が増えてきた理由ではないでしょうか。

新鮮なネタだから、汚い手で食べないで、きれいな箸で食べたい!的な考えが生まれた結果、箸で食べる人が増えたと。

これはもう少し深く調べないとはっきりとはわかりませんね…。

結局、手と箸、どっちで食べればいいの?

老舗寿司屋で働いている身から言わせてもらうと、どちらで食べてもいいです!

以前、昼食のときに親方(40年プレイヤー)と話していて、この話題について触れたことがありました。

そこで親方が言っていたことは、「今は箸で食べる人が増えたが、昔は手で食べる人が多かった。どちらで食べてもいいんだけど、握り手は、箸で食べる人と手で食べる人で握りの固さを考えて握らなければいけない。」ということ。

どういうことかというと、箸で食べる人に対しては、固めに握らないとネタとシャリがはがれてしまう。

反対に手で素早く食べる人に対しては、柔らかく握っても崩れない。手の方が触れる面積が広いので、加わる力が分散されて崩れにくいですね。

あれ?今文章を書いていて思いましたが、ということは、手で食べた方が、柔らかくて美味しい握り寿司を食べられるのでは?

仮に板前さんが、「あ、この人は箸で食べるから崩れないように少し固めに握ろう。」と考えて握った場合、寿司はどうしても少し固くなりますね。

そうではなく、「あ、この人は手で食べるんだな。じゃあ、柔らかく握っても崩れづらいから大丈夫だな。」と考えて握った場合、柔らかくてシャリと寿司ネタが一体化したうまい握りを食べられるのでは?

話の方向が少し変わってしまいましたが、「結局、手と箸どっちで食べたらいいの?」という疑問に対しては、どちらで食べても問題ないよ!という答えです。

それに加えて、「ただし、手で食べた方が、美味しい握り寿司が食べれる!(ような気がする)」という意見を付け加えておこうと思います。

今度、寿司屋に行って、カウンターで食べることがあれば、手で食べた時と箸で食べた時どのように味が違うか、考えてみると面白いかもしれませんよ!手で食べた方が実は美味しいかも!?

まとめ

今回は、寿司は手で食べるのか、箸で食べるのかということについて考えてみました。

記事の内容をもう一度まとめると、最近は箸で食べる人が多くなったということ、またその理由は、流通網の発達によって、新鮮なネタを不衛生な手で食べるよりも、きれいな箸で食べる方がいい、とみんなが考えるようになったから。

また、箸と手、どちらで食べればいいのかという疑問については、好きな方で食べて問題なし!という答えになりましたが、「手で食べた方が、板前さんがネタとシャリが一体化した、柔らかくて美味しい寿司を握ってくれる(はず)!」という新しい発見もありました。

ということで、いつもは寿司を箸で食べる人も、今度寿司屋のカウンターで食べるときは、手で食べてみると、新しい発見があるかもしれませんよ。

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.


*


CAPTCHA