プロフィール

ブログ管理者の、ゆうさくと申します。ご覧いただきありがとうございます。

当ブログでは、寿司に関する情報を発信しています。寿司に関すると言ってもかなり範囲が広いですが、例えば、寿司ネタについてや、寿司屋の修行、調理道具、寿司屋の慣習、時には異業種から寿司業界への転職について発信することもあります。

なぜこのブログを立ち上げたかと言いますと、寿司屋の現場の情報って少ないな、と思ったからです。「現代の寿司屋修行って何してるの?」「寿司学校って最近見るけどあれってどうなの?」など、インターネットで探してもあまり情報はありません。

現在、僕は東京の寿司屋で働いています。ですので、現場の生の情報を発信することができます。それによって、訪問した方がもっと寿司を楽しめるようになれれば幸いです。また、学んだことをアウトプットすることは自分の勉強にもなると考え、ブログを立ち上げました。

私、ゆうさく(30代半ば・男)の経歴を少し述べますと、数年前は故郷で普通にサラリーマンをしていました。

サラリーマンといっても、企業ではなく、公務員に近い職種だったので、給料・福利厚生共に不満はそこまでありませんでしたが、問題は非正規雇用という立場でした。

毎年、年度末が近づくと、契約更新に悩まされ、経営者の顔色をうかがいながら仕事をする…そんな生活を5年ほど続けましたが、とうとう嫌気が差し、期限満了で退職してしまいました。

そもそも、正規採用の試験に受からなかった自分が悪いのですが、その試験に対するモチベーションもそこまでなくなっていたんですよね。受かったとしても、その職業の未来はあまり明るくないような気がして、やる気が完全になくなっていました。

非正規雇用が多い業界の構造自体がもう不服だったんですよね。「これだけ都合いいように使っておいて、いざとなったら簡単に切るのか!」とか「正採用された人より絶対俺の方ができるだろ…ふざけんなよ!」とかネガティブな感情に支配されていましたね…この頃は。今考えると未熟ですねぇ。

という経緯で、晴れて(?)無職となって、毎年のネガティブなルーティンから解放された僕は、「これからどうしようかなぁ…」とぼんやりと日々を過ごしていました。

無職になって初めの数日は、「時間を自由に使えるし、まだ貯金もあるし、休み最高!」とか考えていましたが、1ヶ月も経つと、「こんな生活いつまで続けるんだ…?働かないとやベぇじゃん…」という常識的な考えが生まれ、転職活動を始めました。

電話やメールなどをしていて、どうも様子がおかしいと感じたのか、遠方の両親にも状況が発覚し、「とりあえず戻ってきなさい」ということで、ついに実家に戻ることになります。

自分がまさか無職で実家に戻ることになるとは、考えもしませんでした。

実家の両親は特に何も言いませんでしたが、一緒に食卓を囲みながら、僕の頭の中に何年か前の会話が引っかかっていました。どういうやりとりでその会話になったのかは覚えていません。非正規雇用という立場で何年も過ごしていた僕を心配したのか、冗談だったのかわかりませんが、

母「この前テレビで見たんだけど、寿司学校っていうのがあるんだってよ。あんた、今の職がダメだったら行ってみたら?」

僕「寿司学校ねぇ…」

その場では、大した反応はしなかったと思いますが、現在無職でこれからやりたいこともそんなになくなってしまった自分にとって、「寿司職人」は何かワクワクするものを感じました。祖父が料理人だったので、その血がそうさせたのかもしれません。

また自分の腕、実力で勝負する職人ってかっこいいなと改めて思いました。

「寿司を握ったことはもちろん、料理も大してしてこなかった自分が、これから寿司職人になんてなれるのか?」と不安はありましたが、今は他に目標もないし、思い切って行動してみよう。

幸い貯金はまだある。自分の人生だ。寿司は海外でも人気が高まっているし、面白そうと思ったことをやろう!と決意し、寿司学校への入学を決め、大学時代ぶりに上京することになりました。

寿司学校では、いろいろなバックグラウンドの同期生がいました。2ヶ月という短い期間でしたが、ともに寿司を勉強して、絆が生まれたと思います。

寿司学校についてはいろいろな意見があると思いますが、僕は入ってとても良かったと感じています。

だってド素人が2ヶ月でアジの三枚おろし、細巻き、刺身の盛り付け、握り寿司、桂むきなどが一応形になるんですから。

お金はかかりましたけど、いきなり寿司業界に飛び込むよりは良かったと思います。

そして、卒業後の現在はと言いますと、東京で数店舗経営している人気寿司屋に勤務しています。

寿司学校在学中に、自分なりの観点で色々と調べて、連絡したお店に採用されて、現在に至ります。働き始めて2年目です。まだまだ学ぶこと、身につけなければいけないことが多いですが、自分の実力次第で上に行けると考えると、やりがいを感じます。以前の職場では思わなかったことです。

これからは、寿司職人として実力をつけて早く一人前になること、そして、経験したことや身につけたことをシェアして寿司業界に貢献すること、見てくれた人に役立つブログにしていきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。